2016年 03月 17日
施主支給の覚悟 |
はれ 久々あたたか
今日は、仕事の話。
家を建てたり、リフォームする場合、
ここ10年くらい前から「施主支給」という、
言葉を耳にするようになりました。
施主支給する場合のルールを。
インターネットで、家づくりに関わる材料が、小売りされるように。
例えば、タイルや床材、照明器具。
以前は、工務店やハウスメーカーが、
商社・問屋を通してしか買えなかったのですが、
直接商品を、お客様が買うことができるシステムです。
今日は、仕事の話。
家を建てたり、リフォームする場合、
ここ10年くらい前から「施主支給」という、
言葉を耳にするようになりました。
施主支給する場合のルールを。
インターネットで、家づくりに関わる材料が、小売りされるように。
例えば、タイルや床材、照明器具。
以前は、工務店やハウスメーカーが、
商社・問屋を通してしか買えなかったのですが、
直接商品を、お客様が買うことができるシステムです。
見積りを見ると、工務店やハウスメーカーから提示される金額に比べると、
自分で手配した方が”安くできる”、と考える方が、たまにいらっしゃいます。
金額だけ比較すると、諸経費・管理費が入っていないので、安いのは当然です。
材料を自分で購入し、施工店に工事してもらうことを、
「施主支給」「施主支給品取付」といいます。
ハウスメーカー等は、通常「施主支給」を認めていないところが多いようです。
仮に認めても、10年、20年の建物保証をするわけですから、
お客様が用意されたものに関わる部分は、保証から外れます。
工務店やハウスメーカーで扱う商品がある程度絞られている理由は、
主に、メーカーを絞ることで、価格を抑えてる、ことと
納品体制やアフター対応のしっかりしたところを選ぶ、からです。
どんなにお安くても、売りっぱなし、では困ります。
ハウスメーカー等は、通常「施主支給」を認めていないところが多いようです。
仮に認めても、10年、20年の建物保証をするわけですから、
お客様が用意されたものに関わる部分は、保証から外れます。
工務店やハウスメーカーで扱う商品がある程度絞られている理由は、
主に、メーカーを絞ることで、価格を抑えてる、ことと
納品体制やアフター対応のしっかりしたところを選ぶ、からです。
どんなにお安くても、売りっぱなし、では困ります。
それでも、施主支給が可能になった場合、
次の2点は、注意したいところです。
1、指定された日時に、適せつな数量納品する。
工事には、工程があり、それぞれ適した時期に
必要な材料を現場に搬入して、取り付けています。
納品は早すぎても、現場が手狭になり、工事の邪魔になります。
またその時期に職人さんを手配してますから、
取付の日に現場にきちんと必要数納品されていないと、
段取りが狂い、工程がずれることになります。
もう一度職人さんを手配しなおすわけですから、経費も掛かります。
梱包を開けると、不良品があり、必要数足らなくなる、こともあります。
また、輸入品で多いのが、発注時点での「在庫切れ」です。
場合によっては、工事を止めることに・・。
2、商品の発注と検品はしっかり自分でする。
ハウスメーカー等が、施主支給品取り付けをしない理由に、
工事の責任が明確にできない、ことがあります。
たとえば、照明器具。
器具を取り付けると点灯しない場合、それは、電気の配線工事が悪いのか、
照明器具が壊れていたのか。
壊れていたのなら、どの時点で壊れたのか・・、
検品されていないと、わかりません。
また、電気の配線に適用しない商品を選んだ場合、
残念ですが、選びなおしと、
間違った商品の処分も自分が負担することになります。
それなりの覚悟が必要です。
昔の「施主支給品取り付け」というと、
”旅先で買ったタイルを使って”とか、
解体した古い家のリビングドアを再利用したい、とか・・
思い出のものを新しい家に生かしたい・・、という思いから、
「施主支給品」を取り付けることはありました。
これは、思い出を継承する意味で、
施工側も張り切って知恵を出し合いました。
とても、懐かしいです。
*家づくりコーディネーター オクダナオミへのお問い合わせは、
「非公開コメントで、お名前・連絡先のメールをお知らせ下さい。」
折り返し、ご連絡いたします。
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by kamiyatani
| 2016-03-17 23:41
| 家づくり・インテリア