2017年 06月 07日
床フローリング 朝日ウッドテックフェア2017 |
雨 梅雨入り
床材メーカー、朝日ウッドテック
『WOODTEC FAIR 2017 』大阪会場へ行ってきました。
2010年頃から、ラフな表情の床材が流行っています。
正統派の木目が売りだった「朝日ウッドテック」も、
ついに、ラフな表情の床材「ラスティックシリーズ」を発売しました。
節目があっても、そこから水が入らない技術、
狂いが生じない技術、
そして、アフターメンテナンスが、しっかりしているので、
私は、好きなメーカーです。
いくら表情が良くても、住んでいて、
床が歪んできたり、隙間があいてくるのが気になる・・、
って話はよく聞きます。
家に使う床材は、主に3種類
用途や「何を優先するか」によって、使い分けています。
1、全部本物の木の「無垢材」
2、表面だけ本物の木を使っている「挽板+合板」
*表面の木の厚みによって、足触りと値段が違います
3、表面はよくできたプリントシート「シート+合板」
合板は、床が反ったり割れたりするのを防ぎ、
商品の性能を安定させるため、土台として使われます。
2005年頃から、「本来ならば使わなかった部位、世に出てこなかったもの」
例えば、節目がある、白太(木の白い部分)があるものを、
「木の個性」「木の表情」「キャラクター」と言って、
売り始めました。
シートものは、木の中で、あえてキャラクターの濃い表情のものを、
精巧な技術でプリントし、発売しました。
(本物の木では、狂って、床としては使えないもののプリント)
これは、企業としては、木が少なくなってきたことと、
コスダウン、環境配慮という観点からの流れのようです。
若い人には、キャラクターがある方が、
「自然で木っぽい」と、従来のものより受けたようです。
出始めの頃は、ねじれたり、割れたり、
床暖房に使えなかったりと、不都合なこともありましたが、
それをカバーする技術が向上しました。
今回の朝日ウッドテックの、節目を埋める技術は、とてもよかったです。
クラフトマンシップが随所に見られ、
益々「惚れるでしょ」な展示会でした。
by kamiyatani
| 2017-06-07 20:27
| 家づくり・インテリア