2017年 09月 01日
健康食品の解約 クーリングオフ過ぎてもできること |
はれ 8/27~広島帰省 風が冷たく秋を感じる 8/30ツクツクボウシの声
8/30の昼過ぎ。 独り暮らしの母(81)の部屋で、
・・・発見してしまいました!
未開封の健康食品の山と、分割払いの振込用紙の束を。
契約書も出てきました、ほんの2カ月前のもの。
クーリングオフ期間は過ぎています。
1年契約、商品は3分割で送られてきます。
さらに振込用紙も、3回に分けて、送られてくるようです。
1社から他に2種類の健康食品、合計 年20万円くらいになります。
どうして、3分割になっているのでしょうか?
それは、家族に見つからないようにするためです。
以前、一年分が送られてきたとき、
母は「娘に叱られるから・・」と、断ったつもりが、
「では、分けて発送しましょう」と逆に提案されたそうです。
内容を把握するのに、1時間かかりました。
契約について詳しくない私が、この会社相手に電話しても、
上手く言い込められるといけないので、
【広島消費生活センター】へ相談の電話をしました。
*3回目の電話でつながり、翌日面談のアポ
8/31、母と消費生活センター窓口へ行きました。
担当の方は、資料に目を通すと、
『一人に対して、9か月分以上は、送ってはいけない』という、
ガイドラインがあるから、
これは明らかに、売りすぎだから・・と、
別室で健康食品の会社へ電話をして、交渉してくださいました。
結果、
・今手元にある未開封の食品は、着払いで送り返す
(未開封分は、返金される)
・9月からの支払い契約は、全て破棄、支払い無用
となりました。
消費生活センターの方は、対応が穏やかで、交渉がうまいです。
ちらりと聞こえたのですが、
「こんなに売らなかったら、今後もずっと継続して
購入してもらえたと思います。 ちょっと多かったですね」と、
相手の会社側(お客様相談室の担当者)へのフォローもありました。
こんなフォローは私にはできなかったでしょう。
そして、一番感激だったのは、
母の未開封分返品作業を手伝えない私に代わって、
見届けてくれるように「地域包括センター」にすぐ連絡をしてくれたこと。
*9/1 返品作業、無事完了
縦割り行政と思っていたけれど、横連携もできているではないですか!
とても嬉しかったです。
母の声が、晴れ晴れと明るくなりました。
by kamiyatani
| 2017-09-01 21:16
| 私的・気持ち